エンジン
98馬力の水平対向エンジンは大変静かで低回転から高回転まで気持ちよく回ります。 走行が約10542kmと慣らしがやっと終わった所ですので調子も良くもちろん異音や異常は御座いません。 今回はフューエルポンプを新品に交換しましたので燃料系統のトラブルの心配も無く気持ちの良いフラットツインのサウンドを聞かせてくれます。
足回り
タイヤ前後8分山、ブレーキABSもOK!です。 サスペンションも異音や異常も無く高速でも安定した走りを堪能させてくれます。
電装関係
全て正常に作動します。充電系統、バッテリーチェック済みOK!!です。
外装
全体的に見て大変綺麗な状態です探せば小キズや小さび位は有りますがタッチアップ済みですので気になるような箇所は有りません。
総評
この車輌は装備や程度から考えるとかなりお買い得だと思います。 低走行のSは中々出て来ませんので早い者勝ちの一台です!! 気になる方はお早めにお問い合わせ下さい! エンジンの仕様は外見だけでは判断できません。 R1100RSやRTと外観は全く同じですが、98hp(72kW)を7,500回転で発生させています。 RSやRTは90hp(66kW)を7,250回転ですから、それから比較するとわずかですが高性能化されています。 エンジンは途中でツインプラグ化されていますが、これは動力性能を向上させるというより、環境性能を重視した結果の変更です。 トランスミッションは、K1200RS系のものが使用されていて、操作時のフィーリングが軽く、6速仕様になっています。 前後サスペンションはBMW独自のテレレバーサスペンションとパラレバーサスペンション方式を用いています。 テレレバーにはS専用の軽量アウターチューブが使用されており、後に発売されるR1150GSにも使用されています。 ボクサーカップレプリカ仕様には、少し長めの専用サスペンションストラットが装備され、サーキット使用でのバンク角不足に対処しています。 ですから当然シート高も上がっています。アルミ製ガソリンタンクは外装パネルに覆われ、容量は18Lです。バッテリーは、ABS装備車には19Aが、ABS無し車には14Aのものが採用されており、発電機の容量も変えられています。 それゆえ、ABS無し車にグリップヒーターを装備することは、原則としてご法度です。リアホイールは5インチと5.5インチのものがありますが、デザインは全く同じなので、見分けるにはホイールの刻印で確認します。 通常5インチでは170/60-17、5.5インチでは180/55-17のタイヤサイズになります。 また、フロントホイールはABSの有無によってブレーキローターの取り付け方法が違い、ホイール自体が異なりますのでご注意ください。 多彩な仕様は メーカーのこだわり R1100Sの登場は、R1100シリーズが1150に替わろうとする1998年のことになります。 1999年にはR1150GSが発売されました。 R1100Sの発売価格はABSとキャタライザー装備車で181万円(税別)、ABS無しが165万円(税別)で、R1100RSのフルカウル・ABS・キャタライザー仕様の182万円(税別)とほぼ同じ価格でした。 R1100Sには他のモデル同様、いくつかの異なる仕様があります。 エンジンは1100系ながら、シングルスパークとツインスパークがあり、ABSは“ABS2”とサーボ付“I-ABS”(ABSの違いによってキャリパーも異なります)、それにリアホイールが5インチと5.5インチ、そして欧州発祥のワンメイクレース「ボクサーカップ」のレプリカ仕様など、いろいろありました。 メーカーでは34,000台近くのSを生産していますが、日本では26,000台生産のRSタイプの方が間違いなく多く販売されています。 試乗インプレ